まぁ

小松事件の被害者になった宮本さんは、被害にあう直前に実父を亡くしておりそのさなかに小松の毒牙にかかってしまったことになる。宮本晴美さんは夫を亡くした後、ぼろぼろになっていく娘を介抱しながら、最後はその娘も失って一人この世に取り残されることになった。気の毒という言葉で形容できる事件ではない。性暴力はその被害者本人もさることながら、周囲の家族や関係者も傷が深い。日本全国の牧師や司祭はあまねく、この「性暴力被害者の家族として」を最低限、読んでいただきたいと思う。これは作り話ではない。

前提として弱者は虐げられるものであり、信仰に於いて神へ陳情するだけの子羊は喰われるだけ。そんだけ。