死が美しいのではなく
ベクトルの終着点、画竜点睛が美しいものなんだとは思う。
って、書きたいことはそれだけなんだけど分解する。
つまりは、目的があって、手段がある。
そして目的を達成するのはすばらしいうつくしい。
人間には二つの目的が本能として備わってる。
リビドーとデストルドー。
つまり生と死。
この相反するベクトルをもってそのまんなからへんを揺らぎながら人間は生きている。
だからどちらの目的を達成しても「美しい」のかもしれない。
ただ、死側のほうが美しく感じる理由は二つくらい思いつく。
一つは生死の境が曖昧な点。
一つは死という明確な結果に対し生に明確な結果がないこと。
だから相対的に。
手段も結果もそんなに美しいもんじゃない。と俺は思う。
生きるのなんてきったねぇ世界を這いつくばって、どちらかといえばきれいなときなんてほとんどない。
人間が死ぬ寸前や、死骸なんてとてもじゃないけど平常心を保てるもんじゃない。
と、おむーんですよおくさん!