なんだかんだいって

安定、安心した年末を迎えるのはひさびさな気がする。
現職に就いたのは去年だけど、去年の今頃はけっこう必死だった。
能力的に脆弱だったから、いつまた同じように路頭に迷うことか思っていたからである。


そこで弊社の諸君に言いたい。貴様らは無能であると。
我々が賃金をもらって生活できるのは誰のおかげだ?
株主様のおかげだろーが。
株主の親会社が大衆をだまくらかして金を巻き上げてくれているおかげで、我々はクソみたいな無駄プロジェクトを何度も失敗してもやってこられるのだ。
普通の会社であればこうはいかない。
我々は日本の中でも有数の寄生虫なのだ。
おまえらががんばればがんばるほど宿主は弱っていく。
ただでさえ不況で弱ってきている余波がこっちまできているほどなのに、なぜ必死になってもがき金を捨てようとするのだ。
おまえらになにができる?


ビジョナリカンパニ4に「運」の定義が書いてあった。
幸運、不運というものは後付けであり、現実は"機会"があるだけだという。
備えをして機会をモノにしたものを幸運と呼び、
備えをしなかったものを不幸を呼ぶ。
それが真実であると。


おまえらはどうだ?
ビジョンは皆無、プロジェクト力もビジネス力もない、まさに無能。
いざというときには真っ先に瞬殺。
そもそもまっとうな企業ですらないのだから、同じビジネスの土台に立った瞬間に叩き潰されるだけである。
上層部の一部の頭のいい人間はこういっているらしい。
「なにもしないほうがいい」
俺もそう思う。
宿主が死ななければ我々は死なない。
それが真実であると。