舟の上・・・

大海原の嵐の中の客船・・・
「乗りたくて乗ってるんでしょ?嫌なら下りればいいじゃん」と船長は言う。
豪華客船の中では壮大なパーティが行われていたり宿泊もできたりして、沈没するとは夢にもおもっていない。
今日が大丈夫なら明日も大丈夫と思っている。
この状態がブラック企業でない状態である。


しかし、ひとたび、嵐に巻き込まれ、船体に穴が開けば状況は一変する。
人々の化けの皮ははがれ、奪い合いを始めるのだ。