正しいフレームワーキングができないのはなぜか?

世の中にはアンチパターンに陥らないためのフレームワークというものが数多く存在する。
なにをやるにしても白紙の状態では自由度が高すぎるのて、どこになにを書けばいいのかを表した履歴書みたいなテンプレみたいなものだ。
そのフレームワークの通りに物事を進めればすべてが万事うまくいく・・・はずなのだが・・・


おおよそうまくいかない場合がほとんどである。
それはなぜなのか?
3パターンある。
1:そもそもダメなフレームワークで手順通りにやってもうまくいかない。
2:フレームワークを間違えている
3:フレームワーク通りにやっていない


1の場合はけっこうある。そもそもそのやり方ではうまくいかないケースだ。瀉血などパラダイム的に間違っていることが正義だとされている世の中の場合に多い。しかし、いずれ新しい破壊的イノベーションに破壊されるのを待っている状態である。


2の場合。これも多い。
あるいはいつのまにかニーズに合致しなくなったということもある。PMBOKウォーターフォールのことである。


3の場合。これはアジャイルなどだ。
解釈の仕方が難しくて本質にフォーカスすることが難しい。
正しくフレームワークを実行しているように思いこんでいるだけで実はアンチパターンに入っているというような状況だ。
この場合「フレームワークがわるい」と言ってしまうとたまったもんではないのである。
1と2の場合は「他のフレームワークを試そう!」と建設的な議論が可能だが、3の場合はそうはいかない。
フレームワークは正しいのに他の手法を試して失敗したり、間違えた解釈を認めず認められずにそのまま破たんしていくしかないということばかりだ。