本当に期待しているのかと・・・

アジャイル開発の顧客説得への一考察|アイネット

一方、日本でも、アジャイル開発に対して期待は高まりつつあるが、米国と比べるとまだまだ未成熟の状況である(1)のは何故だろうか。

おまえみたいなエセアジャイラーがいるからだよ。

 その主な原因しては、顧客のソフトウェア開発に対する考え方が、「①顧客がすべての要求を完全に掴んでいる、あるいは、前もって把握している。②変更は小さく、管理できる。③システムの統合はうまくいく。④事前に見積もりに時間をかけて行えば、スケジュール通りに提供される。」を前提にしたものであり(2)、開発側との関係を次のように考えているからである。しかし問題が発生している。

間違ってはいないがこれは現行のソフトウェア開発の問題点でありアジャイル導入に関しての阻害要因ではないのでは・・・

これらの対応策は、「プロセスや手法よりは個人との対話を重視する、包括的なドキュメントよりは動くソフトウェアを重視する、契約交渉よりは顧客との協調を重視する、計画に従うことよりは変更への対応を重視する。」にマニフェスト(3)として価値をおいているアジャイル開発によるソフトウェア開発の導入の根拠といえる。

なんなんだこのこじつけはwww
アジャイル文化が未成熟だ→現行には問題がある→アジャイルが有効的だ」
なんも説明になってねーーよwww

 アジャイル開発は、顧客との協調が必須であり、顧客にアジャイル開発のメリットを理解してもらえなければ、一方的に開発側がアジャイル開発を導入してもうまくいかない。しかし、アジャイル開発は、従来の方法と全く異なるので、いくらアジャイル開発の良さを強調しても、これまでのやり方を変えることに対する顧客の抵抗感が発生する可能性が高い。そこで開発側として、顧客のビジネス価値を迅速に実現するソフトウェア開発に関して、顧客にアジャイル開発手法のメリットをいかに実感してもらうかが重要である。

つまり「ぜんぜんぼくのやりかたをわかってもらえないよーー!」ということだwww
次がやっと本題だな。

 そのために、開発側として顧客に対する次のような顧客説得アプローチを考察した。
アジャイル開発における顧客のメリットを充分説明し理解を得る。
②4つのアジャイルマニフェスト(3)と12の原則(4)を理解してもらう。
アジャイル開発導入適用性調査と適切な導入方法について提案する。
企業理念、企業文化、変化に対する抵抗感、現状のソフトウェア開発の問題点(プロセス、人、ツール)、開発要員のスキル、契約体系など現状分析をして、アジャイル開発導入の下地を調査し、アジャイル開発導入適用性の評価と最適な導入方法を提案する。
アジャイル開発に適した案件(要求事項が曖昧、不確定、リスクが多い)を抽出し、パイロットプロジェクトとして提案する。
アジャイル開発に関係する要員教育
 ・アジャイル開発方法論
 ・アジャイルプロジェクトマネジャーのリーダーシップ
パイロットラン
パイロットの振り返り評価

や れ る も ん な ら や っ てみ ろ や w w w
横柄な顧客にいちいちマニフェストや原則を話して理解してもらうの!?!?


 このようにして、まずはアジャイル開発に適したプロジェクトを対象にして、顧客とのアジャイル開発に関する相互理解の場を作り、新しい取り組みへの積極的なチャレンジ意欲を盛り上げつつ、顧客と一体になったアジャイル開発実施の決断が肝要であると考える。小規模プロジェクトから始め、経験と実績を積み重ねることにより対象の範囲を広げていくことが成功への近道と言える。

なにその「ぼくのかんがえたりそうのプロジェクト」はwww
世の中そんなにあまくねーよwww

 最後に先日の「なでしこジャパン」のワールドカップ優勝の快挙はまだ記憶に新しいところである。欧米選手に比べ体力的に劣る日本選手が、技術とチームワークによりライバルを撃退して栄光を勝ち得たポイントとして、帰国後の優勝記者会見で主将の沢選手は「試合で課題が見つかれば自主的に選手同士で話し合い課題を解決していった団結力が優勝の秘訣」と語っていた。これはまさしくアジャイル開発チームに求められる自律性の高い自己組織的チームそのもの姿でありアジャイルプロジェクトのリーダーシップのあり方を考える上でも大いに触発される指摘であった。

今後もプロジェクトで課題が見つかれば自主的に(脳内の)メンバー同士で話し合い課題を解決していくといいと思います!