夢日記!!

少年たちが川沿いを歩いている。
俺もその中に加わっている。


少年の一人が泣いている。
飼っていた子犬が目を放した隙に野犬狩りに遭って殺されてしまったのだという。


やがて夜になり、キャンプのようなところで野宿をしていると辺りが騒がしい。
慌てて目を覚ますと周囲に野犬がおり、仲間が何人かボロボロになり食われている。
「そいつらはもうダメだ!ほっといて逃げよう!」
と、誰かが言った。


命からがら逃げ出すと、何人かの野犬狩りの男たちが野犬を殺しにやってきた。
彼らの持っている武器は分厚く重そうな、それでいてとても鋭利な剣で、もう既に血液が付着している。
殺された野犬は死んだ少年たちと見分けがつかない塊になっていた。


野犬狩りの男がこちらにやってくる。
ロマンスグレーの恰幅のいい眼鏡をかけた優しそうな感じが対照的だった。
「さあ、君もやるんだ」
そう言うと白い石のような棒とマッチを取り出した。
「ぼくはね、野犬に子供を殺されたんだ。それ以来この仕事をやっている」


野犬狩りに襲われた子犬をもつ少年。
野犬に襲われた子供をもつ大人。
彼らが守れなかったもの。


「これに火をつけて。あとは野犬ののどぶえにつきたてればいい」
と、火のついた棒を渡される。
視線の先には野犬がこちらを睨んでいる。


野犬との戦いが始まる。
しかし俺は何を守るために戦うのだろうか。







という夢を見た。