チキンヤローどもを差し置く

ビジョン。というもの。基本理念というやつは「なるべくやったほうがよい」なんて生易しいものではいけない。
たとえば、「人の安全を優先する」という基本理念があったとする。


弊社の場合は「なるべく安全なほうがいいよね!」という程度で、結果的には他の重要とされる(と思われる)ものに優先順位をとられてしまい、結果的には安全は守られない。


本気でビジョン経営を行っている企業はそんなことはしない。
人の安全を脅かすものは完全に排除するのである。
それぐらいの心意気でなければ基本理念は守られないからである。


この"排除"とはビジネス機会の損失ともされる。
もしも超大型顧客が出現したとしてもしも「人の安全なんてどうでもいいよ!」と言った場合どうするか?
基本理念がしっかりしていない弊社のような企業は「どうでもいいっすよね!」ってことでビジョンを平気で捨てるだろう。
そこで、ビジネス機会の損失と思わずにチャンスを捨てることができるかどうかがビジョナリーカンパニーとその他の凡庸な企業との違いである。


基本理念がしっかりしていなければ勇気を持ってチャンスを捨てることすらできないのだ。
逆に言えば、チャンスを捨てることができないから基本理念がないがしろにされているともいえる。
つまり、チキンヤローなのだ。
仕事を失うのが怖くて自分の意思をはっきり持てない、学卒の新人たちと似たようなものだw