タスポタダシイポ

未成年者が自販機でタバコを購入すること=問題→未成年者喫煙禁止法に抵触である。
で、タスポである。
taspo|taspoとは[実施主体について]

この取り組みは、社団法人日本たばこ協会(TIOJ)、全国たばこ販売協同組合連合会(全協)及び日本自動販売機工業会(JVMA)が主体となって行っています。

うむ、彼らはよくやった。
問題に対してよくやった。


で、実際はまったく問題は解決しておらず、正規に利用する人の邪魔になっただけである。
自販機の隣に下げられたタスポや、係員に尋ねるとでてくるタスポを見るとそう思う。


これってなにかに似ているなと思った。
そう、俺の前前職である。
法令遵守、問題解決、品質向上を叫ぶだけで手段が目的になった結果、不便さだけが提供されるという。
USBは閉じられFAXは上司の許可がないと使えず、データセンターに入るためにはICカードの登録と指紋認証の登録を別の管理室で何回も書類審査をしなければならず、さらに入るたびに申請と3重のゲートを何十人もいってひとりひとり通らなくてはならないという。
精神崩壊した鬱病患者自宅待機一ヶ月前が徒党を組んでビルとビルの間を行き来するのである。
要するに、安心感とプライバシーなんたらをかかげる信用のある会社としては、社員は腕も足も切り落とされていてなにもできないから安全ですよということをアピールしたいわけだ。
そういった思想が社会にでるとタスポになるんですよという典型例だなぁと思ったのだったのだったのだったのだった。