宗教対立タバコ篇

しかしなんで喫煙者っていうのはあんなに毛嫌いされるようになったんだ?
嫌煙者が喫煙者を絶滅させたいのはなぜだ?
酒もタバコも宗教も人の自由なハズである。
理由があるとすれば喫煙者が嫌煙者を攻撃している可能性があるということだな。


理由のひとつとして路上喫煙。
事故もあるし、煙を撒き散らすのは迷惑行為である。
というのが嫌煙者の主張。
これにたいして喫煙者は
「みんながそういう喫煙者ではない。喫煙ルームなどでしか私は吸わない。路上では吸わない」
というような返答がよく見られる。


これははっきり言っておかしい。
言ってることはみんな正しいんだけど。
当事者がいないからだ。
「俺は路上喫煙もするし、他人に火種を当てまくるぜ!それは自由だ!」
という人が参加していないのがおかしい。
この当事者が論点の中心にいるべきである。


逆に喫煙者から嫌煙者からの要望はまったくといっていいほどない。
「タバコを吸わない人間は非人間だ!」とかっていうのはあるわけがない。
喫煙者が一方的に攻撃されるのはこれが原因だな。


「喫煙者も肩身が狭くなりましたねー」
と、係長みたいな人が言った。



そういうやつらはみんな昔は
「社会人っていうのはな、喫煙所で仕様書やコミュニケーションを深めるものなんだよ!」
みたいな主張をしてたやつらだったりする。


「ぼくはね、タバコ吸わないの。でも喫煙所にはよく行ってる」
と、部長が言っていた。


俺は日本に呆れた。